電話でメールアドレスを案内する際など、
アルファベットを相手に伝えますが、
アルファベットを正確に伝えるのは
なかなか難しく、聞き間違えが
起きやすいものです。
聞き間違えを防ぐためには
どうすれば良いのでしょうか。
そのような時のために、
「フォネティックコード」というものが存在しています。
フォネティックコードとは?
フォネティックコードとは、アルファベットを
ただ「A」、「B」と伝えるのではなく、
「アメリカのA」、「ブラジルのB」のように
単語とセットで伝えることで
聞き間違いを防止するための規則のことです。
人によってバラつきがありますが、
使う単語は、国名・地名が一般的で、
以下のような感じです。
A アメリカ B ブラジル C チャイナ D デンマーク E イングランド F フランス G ジャーマン(ドイツ) H 香港 I イタリア J ジャパン K ケニア L ロンドン M メキシコ N 日本 O 大阪 P パリ Q クイーン(分かりやすい地名が無いため) R ローマ S スペイン T 東京 U USA V ベトナム W ワシントン X X線(分かりやすい地名が無いため) Y 横浜 Z ジンバブエ
相手に確実にアルファベットを伝えたい際には、
少し手間はかかりますが、
効果があります。
単語のジャンルは統一すると覚えやすいですが、
人によってはピンとこない単語もあるため、
私はいくつか別ジャンルの単語を
使っていました。
G → ジャーマン ゴールド
K → ケニア 川崎
V → ベトナム ビクトリー
Z → ジンバブエ ゼロ
などです。
慣れてきたら、伝わりやすい単語を探して
自分のオリジナルにしていくと
良いと思います!
あとは、電話相手の趣味が分かっていれば、
「ジャイアンツのG」「タイガースのT」
のように伝えても良いと思います。
(この場合は野球ですね)
特に注意すべきアルファベット
「いきなり26種類も覚えられない!」
という方は、
聞き間違いが発生しやすいところを
優先的に覚えましょう。
- 聞き間違えやすいアルファベット
- 「B」と「D」と「P」と「T」
- 「I」と「Y」
- 「L」と「M」と「N」
このあたりは要注意ですので、
優先して覚えて、
確実に確認するようにしましょう。
逆に「W(ダブリュー)」「X(エックス)」「Z(ゼット)」
といったアルファベットは、
他に紛らわしいものが存在しないので、
後回しでも、問題無いでしょう。
その他、伝える情報に
数字が混ざっている際は、
「Q」と「9」の聞き間違いが多発します。
この場合は、
「アルファベットのQ」
「数字の9」
と分けて伝えましょう。
おわりに
今回は、アルファベットの伝え方として、
フォネティックコードを紹介しましたが、
いかがだったでしょうか。
メールアドレスや、何かの型番を伝えるときは、
時間もかかりますし、間違いが許されませんので、
覚えておくと便利ですよね。
この記事がお役に立てば幸いです。
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